POEMS DE TEX.

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馬立〜赤坂 2008年04月04日(Fri)
今日は朝、家から2時間ぐらいかけて千葉を走ってる小湊鉄道の「馬立」って、まわりにほんとになんもないような駅で降りて、そっからさらにタクシー乗って現場までいって春ののんびりとした感じでもって仕事してきた。
素晴らしい天気で菜の花と桜がなんともいい気分だった。
不思議と禁煙したタバコとか、全然吸いたくなかった。忘れてた

それで今、なんか知らねえが、だいかいてんで赤坂にいるんだけどこりゃ都会だぜ
伝説の力士、雷電の墓があるって寺の横で仕事してるよ。オシャレだぜ。
なんだこの人の多さ、雑踏。スゲー、タバコのことを思い出すタバコのこと思い出すぜ都会!!

そしてテキサス、明日のほうがタバコのこと、思い出すこと必至だぜ!! 
明日はテキサス、ザ・トランペッターズのライブです

4/5(土)
『Octopuss Garden Party Party! vol.2』
会場:小岩eM SEVEN
OPEN 18:00
START 18:30
前売 ¥1,500+1drink
当日 ¥1,800+1drink

1) THE LITTLE SWAN DIVE
2) エルカホン
3) The World Apartment Horror
4) Lambretta
5) ザ・トランペッターズ

俺らの出番は最後で21時すぎの予定です



で、あさって日曜日は花見をやりますよ
錦糸町の錦糸公園ってとこでやりますよ

花見やろうぜ!
明日あさって楽しみだな


30の夜。それは15の夜のにばい 2008年03月28日(Fri)

そのころやってたバイトはスパゲティー屋だった。
テキサスの人生で後にも先にも飲食で接客のバイトしたのはこのスパゲティー屋しかない
豊富なメニューがウリの店で、あまりにメニューが豊富なんでテキサスは名前を全部覚えられずに、一ヶ月でその店を辞めたんだ。

誘ってくれたアイツには今でも悪いと思ってるけど、しょうがねえじゃん、メニューが覚えられなかったんだから。
その時僕は18才でした。

その働いてた店にもやっぱり、かわいい女の子がいたんだ。テキサスと同じ歳の子だった。
かわいくて、優しい子だったから、テキサスはその笑顔を見るにつけ、かくも女性がかわいいのは何故か。汚したい。
そして、そんなぼくの心象あたりにどうも、なにかしらの、なにかしら的なヒントが隠されているのではないかと、当時10代でマイノリティーをきどっていたテキサスはひとり悶々と考えていたんだ

その娘もぼくも働いてたある日、もうレジも閉めようかという頃の時間帯で店にひとりの男の人が入ってきた。
フツーのオッサンだ。
そのオッサンの入店を認めた彼女は、なんか急にソワソワしだしたんだ
なんだろうとぼくは思った。

ショックだった。どういういきさつでそのことを知ったのか忘れたが、オッサンは、その娘の彼氏だったんだ!
聞けば彼氏、歳は30だって!
クソウ、彼女が汚された!
なんでぼくと同じ歳の若い、そして、優しくてかわいい女の子が、よりにもよって30才のオッサンなんかと付き合ってるんだ!
チクショウ、彼女っつーより、むしろ俺が汚された!



…それからしばらくしてテキサス20才か21才か、もうバンドとかやってた頃、青森から上京した奴と知り合った。
ピストルズ好きでバンドマンになるためこっちにきたんだ。
年はぼくのひとつ上なんだけど、ぼくらはとても仲良くなったんだ。
彼が23才になった時、彼は自分の23才って年齢に愕然として、もうダメだ、年取った。23才になった俺は気持ちワリィ、クソバカらしい!と、自身に呪いの言葉を吐きかけ、行徳の自宅にこもった。

テキサスはその時、21才だったから、そうだよな。たしかに22才と23才じゃ、なんか全然違うよな!ましてや俺の21とお前の23じゃ、数字の見た目の字面からして発する光の輝き具合が違うぜ!と、思った。
やがてカネがなくなった彼は自宅にある一切合切を売り払い、ぼくと一緒に買いに行った中古のヤマハの一万円くらいのイカシタ、ベース・ギターをもいつのまにか売り払い、アパートも引き払い、今でいうネット難民みたいになり、最終的にはスーパーでお菓子を万引きしてつかまり、ぼくが身元引受人として行徳駅前の交番まで迎えに行ったんだ。
そのあとすぐ青森帰ったけど、交番で最後に見たあいつ、みかん食ってたよ。

そしてテキサスも23才になったころ、25才になったらバンドっつーか音楽を辞めようと思っていた。まっとうに働こうと。
気がつけば26才になってた。
バンドはやっていた。


…そんで今から2、3年くらい前かな。とあるロック・バンドの掲示板を見てたらそのバンドのギター・ボーカルの人が誕生日で
「どうもありがとう!今日でオイラもとうとう30才になりました(笑)
三十路もロック、ゴキゲン、ワオワオ!」
みたいなことが書いてあって、テキサスはその、とうとう30才になったの、『とうとう』に凄く引き付けられるなにかを感じて、そこらへんに、えー、なにかを感じていた27、8の夜でした。

きのうくらいの29の夜のときは、ミクシーで、最近デッサンを描いてみせたんだけど、ミクシーのほぼ全てのみんなに、ぼくの絵の上手さを見せるのは初めてなのに、なんであんまし褒められないのかなと思ってた夜だった。


…もっともっとむかし、みなさんもそうだろうけども30才にもなればほぼ無敵だろうと思ってた。
少々のことじゃ、いや大概のことじゃぐらつかないタフネスとオナニーなんかしないダンディズムを身に纏い全てが丸く収まってんじゃねえかと思ってたよ。
なんだこれ、タフネスもマスターベーショネスも全然じゃねえか。


小学生の時好きだったあの子、そう、となりの席に座ってぼくの右腕に鉛筆を刺したあの子も30才。
スパゲティー屋のかわいいあの子も30才
ぼくを汚したあいつは40才
青森の長谷川君31才。

テキサス、今日で30才。
20代の最後に聞いた曲は「寝図美よこれが太平洋だ」だ。
ぼくが今作ってる曲はソレのパクリだぜ。
今日のトランペッターズのスタジオに持ってけるだろうか。

テキサス、とりあえずタバコやめるぜ。今、ラスイチっす

そしてこれからもみなさんよろしくお願いします


桜の木 2008年03月26日(Wed)
夜は生暖かく深い。

私達の罪は重く
しかし、私はかくもか細く
もう、堪えるのもままならない

それでも顔を上げ、いつもの道を見渡せば
いつのまにか桜もちらちら咲いている
それを見つけては、私達の罪もなんてことないと思えるのだが。

私は、ただの人間だ
季節と共に生きている

恋人は、
春とともに消えたのだ。
そして私は切符を買い、列車に乗り
そこにうずくまり
もうひとつの恋をも終わらせた

あと一週間も過ぎれば
桜花は満ちて舞い落ちるのだろう
通例通りならおそらく
北風のひと吹きでそれは始まるのだ

狂気のような
美しすぎる桜の
花の舞うあの様は
とてもじゃないが人と共有できる代物じゃない
だが、私はひとりでそれを見る勇気も持ち合わせてはいないのだ
ならば花が流れ落ち行くまで
今年もみなと一緒に桜の下で酒でものもうか
桜が舞落ちるその瞬間まで。


北風のひと吹きが桜と私達を撫でれば
その瞬間に私の時間は止まる。
まわりの景色は桜花が落ち溜まるためのみの存在となり
私は、ただただそれを見つめるだけだ。
そして孤独とはこのようなものであることを知るのだ。

狂気のような美しさで桜は花を落とす
狂気を振り撒く



春に去った恋人よ
冬に置き去りにした恋人よ

見てもわからないだろう
桜は、私の孤独と狂気を映すのだ

また、今ある全ての憐憫と憎悪による罪とを桜の木の下へ埋めてしまおう


そして来年も
桜は私のために咲くのだろう
そして、一年経った桜の木が
やはり狂気とともに美しく散るのは

私のせいなのだ


080321 ザ・トランぺッターズ・イン・ダットラ集会2008 2008年03月24日(Mon)
ダットラ集会2008に出て来たぜ!
ライブはじまるまえは、ああ、久しぶりの小岩だなあ、スタッフの顔ぶれが知らない人だらけになったなあ、よっしゃこいつらにホントの小岩ダマシイ見せてやるぜ!とか、ダットサントラックとタイバンすんの久しぶりだなあ、トランペッターズ的には2、3年ぶり?もっと?代々木以来。テキサス的にはいちねん前くらいのレッドクロス以来のタイバンだなあ。
トランペッターズ的にはあの代々木の頃からメンバーがふたりも増えたね、よっしゃ、今の俺達を見せてやるぜ!とか
ああこれで20代最後のライブか俺は。早かったなあ20代。お母さんの言うとおりだったなあ。まったくお母さんの言うことすべて正しいなあ。俺にとっての全てが、お母さんは正しいなあ、完全な味方だなあお母さんは。よっしゃ、やるぜ!とか
そのあたりをグッと飲み込んでドバッと吐き出す感じでライブをやってやるぜ
って思ってたが、出番になってすぐに全部忘れた
ライブ音源をとる予定だったがそれも忘れた

だってダットサントラック企画だぜ?!
なにも考えませーん
たのしくやるだけだぜ、俺達は。
ダットサントラックとかジェブキンズとか、外丸さんのバンドとか、石塚くんの新しいバンドとか楽しかったぜ
やってっから!やってっから!よろしく!

じゃあ今回もセットリストと曲紹介するか。

1.となり山のキノコ
前回のライブで初披露したナンバー。まだ俺達こなれちゃないが、しっくりきてる。
テキサス的には前回やったボレロの楽曲としてのテーゼを吸収したものをこちらに反映投影させてるナンバー。ノーシーのピアノによるイントロが高らかに鳴りしばらくした時、マティーニは「もうコレ、始まってんの?始まってんの?」って言ってたぜ
マティーニが言ってんのは、ザ・トランペッターズのライブが、始まってるのか?始まってないのか?ってハナシをしてるんだぜ!

2.トランペッターズのテーマ
っつーのも、なぜか本番直前にテキサスがハイ・センスな直感でもってセットリストを変えたせいかもしれない。事前の予定ではトランペッターズのテーマを本来一曲目にしてたんだが、ギリギリでテキサスは、ライブハウスの空気感、流れ、客の波、さらには俺達四人の熱などを読み切ったテキサスの感が冴え渡り、キノコと入れ替えた。
結果はライブハウスにいたひとは知ってのとおりだが、入れ替えでどうゆう効果が生まれたのなんかテキサスが知ったことじゃねえ。勝手にしやがれだ
ただひとつ言えることは、ライブにきてたノーシー・デンゴールの4才になる甥っ子が家帰って風呂に入った時にとなり山のキノコを口ずさんだという事実があるということだけだ。

3.サーモスター
一部のメンバーが、リハーサルの時からサーモスタット、サーモスタットと呼んでいたナンバー。タイトル、違うぜ

4.モーニング
結構久しぶりにやったナンバー。前回やったときは30分の長きに渡って演奏したが今回はたぶん、15分くらいに収めることに成功したぜ。

5.アンパンマンのマーチ(オープニング・テーマ)
前述のノーシー・デンゴールの甥っ子をはじめ、あの夜のフロアにはキッズがたくさんいたんだ。ほんと、たくさんいたんだ。
そんな状況に咄嗟に対応できるのが俺達、ザ・トランペッターズ!即興で演奏させてもらったよ!みんなも知ってんだろ、あの奥行きのある歌詞をアップテンポのマーチに仕上げた曲だよ。作詞、やなせたかし、作曲、三木たかし、そして今回、歌、せきぐちたかし、の、たかしトライアングルの大完成だ!
キッズも大喜びだったんじゃねえかな!フロアじゃなんか、大人の男の人がひとり大きな声で一緒に歌ってた。
あれ、ブルース・ビンボーズの人だったんじゃねえかな



そんな感じでザ・トランペッターズやりました
来てくれた人達、とにかくどうもありがとう。感謝します

次回は4月5日でこれまた小岩。
アキランブルとカズキングダムによるオクトパス・ガーデン・パーティー・パーティーに出演します。

またよろしくね


ポエジィ 2008年03月19日(Wed)
敗北感や寂しさや情けなさや自己嫌悪に押し潰されそうになっても、まあ、押し潰されるってほどじゃねえけど押し寄せてきても
テキサスの願いはだいたい叶うんだ

今まで生きてきたなかで叶ってない願いは2個だけだぜ!

余裕だな。