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<-neo / vin-> | ||||||
| 08月 | 28日 | 票田 | |
| 27日 | 水柱 | ||
| 25日 | 瑞祥 | ||
| 23日 | 内房 | ||
| 19日 | 記録 |
こりゃあ儲けもんのラッキーもんだぜ!
日曜日の衆議院選挙、投票したほうがいいよ。
選挙権を行使しない手はないぜ
なぜなら俺達はラッキーだからだ。
投票率を上げよう
投票率が上がればいろいろ変わってくるよ
熱湯風呂から慌てふためいて飛び出した上島
肥後と寺門が駆け寄る
鬼才、上島竜平といえども人生の夕暮れ時に差し掛かり身体に表れ始めた老による衰微の色は隠しようがない
転げ落ちるように湯舟から出てきた上島の左腕を肥後がさりげなく掴んでいる
上島の不意の転落を防ぐ為だ
上島が頭を床に打ち付けないように肥後はしっかと上島の腕を掴み若干持ち上げるようにしてリカバリーしていたのを、俺は確かに、この目で、見た。
肥後の影ながらの補助を受けながら、上島は湯舟の縁から着床し、所定の位置に仰向けでスタンバイし、寺門が両腕で上島の胸に圧を加える。
あとはみなさんご存知、上島は口に含んでいたお湯をすぼめた唇から噴出させて完成だ
まさに、ピューピューと水が上島の口から飛び出している最中、俺の視界は変調をきたしていたのだった
ボヤけている。
視界がボヤけている。
なんだかよく見えない。
ピントがズレたように景色がボヤけてしまった。
声は聞こえる
ダチョウ倶楽部の声は聞こえる
目が見えない。
しかしよくよく見てみると視界のほぼ中央のあたりだけハッキリ鮮明に見える部分があった
ちょうどそうだなあ、1cm×1cmぐらいの正四角形の範囲だけクッキリと良く見える
あとはぼやけちまってなんだかわからない
上島は口から小さな水柱を立てているが、その水が、重力に負け地面に屈服しはじめるその瞬間のビジョンだけが1cmに飛び込んでくる
他は全て見えにくくなってしまった
その時、肥後克広はなにをしているのか?
果たしてその時、寺門ジモンは本当に上島の胸を加圧していたのか
もう確認しようがない
頭の中で男の声がする
「なぜ、確認しないのだ」
俺は答えた
「視界が1cmになってしまったからだ」
言った瞬間、感電したような痛みが体に駆け巡った
「痛い!これは何の仕打ちだ?」
頭の中の男は答えなかった
「これは何の仕打ちだ?」
頭の中の男は答えなかった
あれは、ダレが最初にやったのだろう?
ド、ド、ドリフ?
そんなことは知らない
白い壁面に覆われたその部屋に居合わせた俺達は、各々が自分の口のまわりを黒く塗ったのだ
かといって口のまわりを黒く塗ることで泥棒らしさを表したかった訳ではのだけれど
俺も口のまわりに黒く円を囲み、隣にいるヤツに見せ付け
「…どうだ?」
と、内心そいつに優越を誇った
一瞬悔しい表情を見せたがヤツもすかさず自分の口のまわりにも黒く円を描き、その出来栄えを見せ付けてくる
「…どや。見てみいや。」
無言ながらヤツの目はそう俺に主張していた
実際、やるじゃないか
俺は認めざるを得なかった
同じようなやり取りがこのフロアにいる人達の間で繰り広げられている
中には口のまわりに円を書くのに飽き足らず、鼻の下に八の字髭のような線を書き
「どォや。」
と、胸をそり反り返らせる者もいるが、俺はそれを見ても邪道としか思わなかった。
ラグビーの平尾はかっこ良かったな
八の字髭が良く似合っていた。
シマダさんも八の字髭はあるけどあの人の場合鼻毛が飛び出ちゃってるからな
あの類いの髭は、鼻毛が飛び出ても髭で紛れてウヤムヤみたくする為の髭なんだろう
木を見て森を見ず。
すなわち
鼻毛見て髭を見ず。
そこへ怪獣が現れるという情報が飛び込んだ。
この白い部屋で、口のまわりを黒く塗っていた俺達はその一報で大混乱に陥った
俺は皆を導く立場にあったので素早く指示を出した。
「1階へ行け!そして速やかに出口から退避しろ!」
2階から1階に駆け降り外へ飛び出した何人かが無惨にも怪獣に蹂躙されるのを窓越しに確認し、俺は自分の指示が間違っていたことを認めざるを得なかった
次の行動をどう採るべきか思い倦ねていたが、自分が巨大化して敵と戦えばいいということに気が付いた
窓を見ればそのことに気が付いた人達が各々巨大化し、その巨躯達は西日を背中に浴び巨大な影を大地に落しながら静かに林立し、無言で敵と対峙している
自分は立場上、その流れに乗り遅れる訳には行かないから取り急ぎ巨大化しようと準備をしていたその時
「待ってください」
と声をかけてきたひとりの女。
どういうわけで俺を制止するのかと彼女に問い糾したところ、聞けば彼女も巨大化して戦闘に参加したいのだけれど、巨大化するにあたってこの口のまわりを黒く塗った顔が衆目に晒されるのが恥ずかしく、今一歩巨大化する勇気が出ないということだったので、俺は持ち合わせていたハンカチを取り出し、これを耳の後ろに引っ掛けて口を覆い隠せば取り敢えずは大丈夫だ。と、彼女にハンカチを渡した
彼女は礼を言い残し巨大化した。
俺は、自分が使うつもりだったハンカチを人に渡してしまったので恥ずかしかったが、こうなった以上致し方ない。
口のまわりを黒く塗りつぶしたまま巨大化し、敵と戦闘を開始した。
戦闘は決着がつかなった。
そう、あの千葉の脇腹で、いい感じに突き出して主張してるとこ
トゥナイダも海へ行ってきたばかりで、そん時は外房のKAZUSA一ノ宮、そう、千葉の反対側の脇腹のあたりの、取り分けグッとくる感じのとこだったが、そんなこんなで今年の夏は、2回も海へ行ってしまった
テキサス人生の中でも驚異的なハイ・ペースで海に行ってるぜ
大人になって自分の意思で海へ泳ぎに行ったのが3回でそのうちの2回が今月に集中してるかんな。
まさに
「テキサスは海好きになったのか」
と噂が立ってもおかしくない状況だぜ
サザンオールスターズも活動してないし、チューブも最近パッとしてないから、あそこのポジションが今、空いてるからそこ狙って行きたいと思います
百メートルをせーので走ってイチバン最初にゴールした人の勝ちっていう、とてもシンプルだから、あれ、わかりやすいから、あれ人気があるよ
そんで僅か10秒未満で世界中を魅了しちゃうんだからスゲーよ
どんなに最新のスポーツ理論を駆使しようが、どんなに革新的なテクノロジーが詰まったシューズを履こうが、どんなに科学的根拠に裏打ちされた効率よいトレーニングを行おうが、やってる事ってただのカケッコだぜ
それを、その10秒もないカケッコ勝負を、なんおくもの人間が固唾を呑んで凝視すんだからおもしろいよな
でも、今ドイツでやってる世界陸上のヤツ、テキサスも見てたけどホント早いね!
百メートル走の人達ホント早いね!
ビュンビュンしてるもんな
いやー、ホント早いなあとおもいながら見てたよ
ジェットより早いかもしんねえ
時速にすると37kmくらいらしいぜ!
相当はえー
両足を順繰りに前に出すのを繰り返しての37kmはホントはえー
テキサスっくらいになると、右足でアクセル踏むだけで軽く100kmは出ちゃうからクルマってマジでスゲーよな
でもテキサスがクルマに乗って時速100kmで9.58秒走っても誰も何も思わないだろう
だからやっぱ百メートル走の人達はスゲーよな!
9.58秒だけ走ったら英雄にだってなれるんだから。
逆にテキサス、9.58秒で何ができるかな?
何か人を感動させるようなことが出来るかな?
うーん、上の行を書いて9.58秒で何かテキサスに出来ることがあるかを9分58秒考えたが何もなかった
完全不可能
ここまで書いて寝ちったよ
まさに光陰矢の如し。
9時間58分も寝ちまった
ここまで書いてまた間を空けて酒飲んじったよ
9リットル58ガロンも飲んじったよ
もしも、世界がもし9.58人の村だったら…
4.79人の人が米を主食にしています
世界がもし二人だけだったら?
1人の人が米を主食にしています