POEMS DE TEX.

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061025 新宿紅布 2006年10月27日(Fri)
新宿紅布、すばらしい秋晴れの下、日の暮れたあと、屋根の下でライブやってきたぜ
ライブには緊張感だけあればいいぜ
唯一ピカピカに研ぎ澄ますことができんのがステージだ
突破するためにな、突破すんだから緊張もするよ 

来てくれた人達ありがとう
タイバンも、楽しかったぜ楽しかったぜっつってんだ。ドラムをセットごとフロアにもってくバンドがなんとフタクミもいたかんな
何年か前にDMBQが、やっぱDセットをライブ途中にフロアに持ってきてたの見た以来久しぶりに見たぜ
しかもレッドクロスのドラムSはカノープスだからバシバシ良く聞こえるぜ聞こえるっつってんだ
あのイギリス人おもしろかったなあ
観光に来ていたイギリス人の緊張をほぐしたジャッキーは263にバトンタッチして、263はイギリス人に日本の高名なコメディアン、ケン・シムラ氏やタケシ・ビート氏、もみじまんじゅう氏らの代表的筋金入りのギャグをイギリス人に伝受、イギリス人氏はアイーンとかモミジマンジュ、ダンコンコノヤロとか叫んでてたからウケた。ダンコンコノヤロ!
タイバンだったサイナラのギターの人は京都?関西出身で関西弁話してて、キレのある関西弁でイギリス人と話してておもしろかった
ジャッキーがマンツーマンでイギリス人と話してたのスゲーかったなあ
それにひきかえテキサスはというとイギリス人にマイネームイズテキサスってゆーんで精一杯だったぜ
オーウ、テクサース!っつってたよあのイギリス人笑顔でさテクサスじゃねえテキサスだしダンコンじゃねえダンカンだ
でもあのイギリスのヒト、年が10も上で先輩だったから仕方ねえか
でもアレだよな、ダンカンこの野郎はビート氏のギャグじゃねえよな、ビートのマネしてる人のマネだよな




††††††††††
あの夜、アルコールを持って来てくれたジ・アルコホリック・ガイはオガ・ガイ略してオガイでした
あの夜ムスタングジャークスもタイバンだから高森さんがまたビール三杯持ってきたときにそなえてTHE WORLD APARTMENT HORRORは渾身のミーティングを重ねてきてたんだけど、えーと、えーと、とらぬ狸の皮算用だったぜ。違うよなとらぬ狸の皮算用は。
だができればなんの皮かもわからないトキでも、算用はしたいぜ
オガリュウ、サンキュー、
昨日も下北のライブハウスで会ったなあ。俺達は陸軍少将石原莞爾について語ったよなあ。莞チャがおのれの透明性を高めてピカピカに生きるために日蓮に帰依してたように、おれたちが、生きてる上でじゃあなにに帰依してるっつったらやっぱロックじゃん。でもテクサスのピカピカになってなきゃいけないはずのロックは曇っちまった。だから水槽買ったんだ。せめて水槽のガラスをピカピカにしたいと思ってさ。今まだカラだよ、何入れるかが重要だ。あの夜オガリュウがもってきてくれたビールをチクショウ、水槽に入れりゃあよかったぜ


同盟国 2006年10月24日(Tue)
まったくアメリカのやりかたっつーのは腹が立つぜ
なんだってお前らが世界の警察なんだ
お前らが核を捨てろよ
パワーありすぎだぜ。問答無用すぎるぜ
それが出来ないなら、エネルギー消費量と二酸化炭素排出量と、ともに世界の四分の一を占めるその消費と排出を押さえろよチクショウ

なんか年間、15億トンも二酸化炭素を排出しやがって、日本は3億トンだってよ。日本も多いが
アメリカ人は3億人しかいないのにどーなってやがる
世界の人口の1/20の人間が世界のエネルギーの1/4使い、世界の人口の1/20の人間で世界の1/4の温暖化の原因になってる
京都議定書にサインもしないくせに他の国には核を持つなっつったり、石油よこせと戦争したり、そりゃ、ないぜチクショウ


061020 小岩ミサイル 2006年10月22日(Sun)
さっきNHKが集金にきた。スカっと気持ち良く金を払ったね。プラネット・アースをありがとうってな
昨日は小岩でファ〜・イ〜ストゥ〜・ロッキン・ミスァ〜イルに出てきたぜ
久しぶりの小岩ミサイル、ブラック・ベルベット・ルーシー、ダットサン・トラック、スイスポルノ、エルカホンも出た。どれも楽しかったぜ。楽しいっつってんだ
打ち上げも楽しかったなあ
いつものとこで飲んだ。ダットラはるなさんとしゃべって楽しかったんだけど、いつも思うんだけど、おっかしいなあダットサン・トラック。テキサス酒で細部を覚えてないのが惜しいと思うぜいつもながら
なぜ惜しいかって浸透させたいんですよね
おもしろいことをテキサスの毛細血管に
だけど毛細血管には酒がいきわたっちまうんだ
おもしろいことはタプタプなハズだのにだぜ

そのあとマスター・ララバイの車に乗り込んだユキ、ケエ、テキサスの四人はララバイにそれぞれ家まで送ってもらうため、まずは一路篠崎にあるユキちゃんちに進路をとった。ライブハウスのあとの夜、真夜中の秋風は気持ちいいぜ
ララバイは篠崎に向かって快調にハンドルを右へ左へ捌いていた。程よい速度の中で車内の会話も弾むよな、あんまし覚えてねえけどさ
しばらくしてユキちゃんが笑いながらララバイに言ったんだ。ねえこの車どこ向ってんのって。ケエちゃんもテキちゃんも気がつかなかったんだ。この車に目的地なんかなかったんだって気がつかなかったんだ
ララバイは目的地がないってことを知っていたはずだぜ。なんせなぜかララバイは快調にハンドルを右に左に運転してたからな。道を尋ねないほうも、道を言わないほうもさすがはこのふたりだぜ
テキサスはすっかりはめられたぜ。つまり俺達は車の機能に意味を持たせてなんかなかったんだ。機能に意味をもたせるのは個人の認識によるとこだろう
車に乗って仕事に向かう。デートする。スーパーに買い物に行く。家にかえる。篠崎に帰る。意味があるだろう車に乗るからには。テキサスは当初、マスター・ララバイがユキとケエを篠崎に下ろしたあと、テキサスはララバイに亀戸まで送ってもらうと思ってたんだ
だが違ったぜ。この車に走る意味なんかなかったんだって。だけどやっぱわかったね、こりゃあドライブだって
目的は真夜中3時のドライブだぜ
だから、ララバイはとっさにハイウェイに飛び乗ったんだ
その時ユキちゃんは嬉しそうな声を出したんだ
ケエちゃんはバックシートに深く体をうずめ、笑ってたぜ
テキサスは吸ってた煙草の火種が落ちて慌てた

どうなったって俺達はうまいことどっかに帰るんだろ
だけどそん時、俺達は遠くに行きたかったんだ



プラネット・アース見た 2006年10月21日(Sat)
あ、そんで今回のプラネット・アースは海の特集だったんだが、海に住むやつらや海辺に住む動ブツ達、座頭鯨からプランクトンまで幅広く且つコンパクトに一時間番組としてまとめてたぜ。ヨチヨチペンギンがオットセイに捕まる場面とか衝撃的だったな。「お願い!逃げてー!逃げてー!」とテレビの前で絶叫せざるをえなかったぜ
オットセイも普段食ってる魚がそんとき不足気味でペンギンを強襲したみたいなんだが、どうしてもね、あのペンギンのかわいらしさ、イジらしさったらないぜ。ヨチヨチさあ、逃げるんだよペタペタ、ペタペタ。あっあっあー、…でも食べられちゃったの。…ペンギン、オットセイに食べられちゃったの。…でもオットセイもでっかい鮫に食べられちゃったの
自然界は厳しよな。慟哭が世界中に渦巻いてるぜ。なまぬるく生きてるのはこの世でテキサスだけなんじゃねえかと思っちまうぜ
そんな感じで実にモチモチとした弾力で見応えのある番組だったぜ

中でも圧巻だったのは
磯巾着とかヒトデなどが海底を蠢くシーン。

磯巾着やヒトデやそっち系の奴らが海底にいるじゃないですか。カメラで長い時間ずっととっていて、それを早送りにして見せてくれたシーンはすごかったぜ。通常だとヒトデの移動の動きなんかノロノロしててよくわかんないが早送りにするとスゲーの。ワサワサワサワサ何匹もはい回り藻類や珊瑚を食ってんだよな。ワシャワシャ食ってんだ。なんだかヤン・シュバイクマイエルのアニメーションを見ているようでテキサス圧巻されたぜ

でもそのせっかくのテキサスの圧巻タイムんとき下川・ザ・ジェット・ラズ・シネマ・アット・ザ・バイト帰りから電話かかってきたもんだからテキサス言ってやったね
早く帰ってプラネット・アースを見ろって。
あとは、長時間のバイトの拘束から解き放たれた下川はテンションが高くてテキサスは労いの言葉のひとつやふたつかければよかったんだがなんせこのワルアパ・テキサク、圧巻やってたんで、この電話なんとかなんねえかなあとそん時は思ったが、今こそテクサスは毎日頑張ってる下川にこの言葉を伝えたい。おつかれさま。そして
時間は夢をうらぎらない
夢も時間を裏切ってはならないんだぜ
(レイジ味)


プラネット・アース 2006年10月19日(Thu)
プラネット・アースって番組を見たぜNHKでな。昨日でシリーズ何作目なのか、5〜6回はやってるみたいだがテキサスは前回から見たけどこりゃスゲー。前回はアースの陸地に住む動ブツ達や、えーと、あとなんだ、あと稲科を追い掛けてた。アメリカのブァッファローやアフリカの象、北のほうの白い狼、あとなんだ、いろいろ紹介してたぜ。稲とかな。稲科は植ブツの中でも割と最近アースに現れた種類なんだってよ
ある植ブツの一群は太古に起きた環境のゲキヘンを乗り越え進化して稲科になり、稲科はサイクルもゴキゲンにグングン育つのが特徴的で、草を食う草食動ブツのメシになり哺乳類繁栄の要因にもなったんだってよ
そんな感じで楽しいドキュメンタリーだったぜ

なかでも圧巻だったのは、
ライオンが象を狩るシーン。

サバンナが乾期に入り、いろんな動ブツ達が水辺を求めて何十何百Kmの距離を大移動してんだが、そんなかに象の群もいて、ホトホト歩いて疲れヨロケながらも水辺にたどり着いた一頭の象を、ハラペコ過ぎて象だろうがなんだろうが、もうやるしかないっつーライオンが仕留めようってシーンがあったんだけどスゲかったぜ
象は無敵で鉄壁で浮沈艦だ。その象がライオンの獲物になるって聞いたテキサスは我が耳を疑ったぜ。象の皮膚はどんな牙も通さないし他のなによりも巨体だしパワーだし、ライオンなんざは象にはまともに挑もうともしないってテキサス・ザ・リトル・ボーイだった日に聞いた。象、強い!
実際そのライオンもまともな大人の象には太刀打ちできず、弱ってる子象を標的にしてた。それでも子象はライオンの何倍も巨体で、攻めてるライオンも命懸けで戦ってた
ライオン一頭じゃ勝負にならない。何頭ものライオンが象を追い掛け、走って逃げようとする子象の背中に一匹が飛び乗り、一匹が後ろ脚に食いつき、また一匹が飛び込み象の体のどこかに食いつき、そうやって子象はライオン達をズルズル引きずり逃げていたが、やがて力尽き、ライオンの群に10日分の糧を差し出した
まさか、ライオンが象を狩るなんて!
テキサスは昔、ライオンは百獣の王だと聞かされそう思い込んでいたが、その後、ライオンは象に敵わないんだぜって教えてもらってから、テキサスの中で、それまでライオン・ザ・キング・オブ・百獣とエライ持ち上げてたし、持ち上げられてたのに、なんだなんだ、ライオン、百獣の王っ言われてんのに、なんだ、象のほうが強いのかと思い、絶対的な王なんていないんたな、すなわち乗り越えらんね壁なんかねえんだなと緊張感は解け以降の生涯に勇気百倍。これならテキサス・ザ・ブレイバーとして王の間隙を突いて、それっ、一刃、チェスト一発、一ノ太刀をエクスプロージョンさせれば、まさに奴隷は2度、刺す!みてーな?大逆転もあるかもしれねえよな!だがな、問題は王を刺した後なんだ。王を刺した後どーする?王を刺した明智光秀やプルータスのようにすぐ死ぬか、それともレーニンや大久保利通のように王を刺してからホントのスタートラインに着くか。歴史はなにも教えちゃくれねえし、歴史はなにも語らないぜ。決めるのはお前自身だ。どっちにしても、どっちじゃなくても、なんにしたって孤独に立つブレイブ・ハートがなきゃだめだ

ハワイを征したカ・メハメハ大王のカ・メハメハっつーのは孤独な人っつー意味なんだぜ
王も孤独、食ったライオンも孤独、食われた象も孤独、お前も孤独、テキサスも孤独、これを忘れないで明日のライブに挑むぜ