POEMS DE TEX.

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080227 チキンマスターズ・ヘルプ! 2008年02月28日(Thu)
悪いけど、なにがなんだろーが今日はタイトルどうり、テキサスはチキンマスターズのワンマンライブ、紅布行ってきたんだけど、おれもライブやってきたんだよ。
二曲ベース弾いたんだ

おれがライブやるつもりで、ライブやってきたっつったら、おれはそれ、ライブやるつもりでライブやってるから

ほかは、なんだっていいんだよ

楽しかったなあ
うれしいなあ

うれしいなあ


テキサス正月気分埋没計画 2008年02月26日(Tue)
トゥナイダ、テキサスにメールが来たよ。
…正月気分ですか?って。

だからテキサスそいつに言ってやったぜ
「当たり前じゃねえか!めちゃくちゃ正月気分だぜ!毎日バリバリ浮かれてるよ!!」ってさ。ハッ


そんなもんはなあ、
「大三十日 定めなき世の 定めかな」
って井原西鶴が吟じてんだよ。井原はそこんとこやっぱよくわかってる。

そしてテキサスは振り返らない。
プリンスはよくわかってる。プリンスはこう言ったんだ
「僕は後ろを振り返らないことでは誰よりもスペシャリストだった。」
でもテキサスはやっぱハナハダ正月気分に賭けて昨年を振り返らせてもらうぜ!
それは王墓に埋もれた宝玉のように、暗闇と静寂の中で変わらぬ美しさを物語るように振り返らせてもらうぜ
波間にあてどなくゆらゆらと漂いながら孤独に奮えるメッセージ・ボトルのようにテキサスは去年を振り返るぜ
イラクからクエートに出稼ぎに来た鉄枠組みの兄ちゃんが打ち捨てた煙草の吸い殻のように、今から去年テキサスが打ち捨てた話をしよう。

最終的にテキサス、90パーセント越えになった。全国の奴らと闘った勝率だよ。去年このポエテクで話したろう?この話、テキサスも、お前らも消化しきれてねえんじゃねえのか。携帯のゲーム三国志タクティクスの話さ
当時テキサスは勝率70パーセント台でそっからなんとか80パーセント台に勝率を引き上げたいと目標を立てていたが、最終的に勝率90パーセントまで上がってキープできてたぜ。それで勝率ランキングは全国16位くらいになった。一時は一桁だったんだぜ!?
凄くねえか、テキサスは凄いと思う。だから大概負けなかった。まるで負ける気がしなかった。だが何人かいるホントに強いヤツらには絶対勝てなかった。まるで勝てる気がしなかった。…そいつら避けての90パーセントだったんだ。だから辞めたよ三国志タクティクス。自分の限界を悟ったんだ。

ライトニン・キャリー・バッグ、1010(千住)で大破した光るタイヤのライトニン・キャリー・バッグ、この話も消化してないんじゃねえか。今は新しい二台目だぜ、あのバッグはもろいかんな!三台目も温存してるぜ。今日だって「相変わらず光ってるね」って言われたぜ。でもテキサス飽きちゃったんだ。光るタイヤも。ストレッチも。キャリー・バッグ手に入れたころはテキサスも相当ギラついてたのにな。ロック・バンド・ザ・クーパーズ・オン・ザ・ベース米井とトゥナイダ話をしたんだ。自意識について。

今日は人の言葉を借りることが多いな。米井がいいこといってたぜ

「…いやあ、やっぱ自意識にも美しいのと美しくないのがありますよね。いや、昨日電車に乗ってたんですよ、そしたらカップルがいてね、カップルの会話が聞こえるじゃないですか、聞いていたら、男が『そういえば○○○○(映画のタイトル)観た?』って女に聞くんですよ。そしたら女は『うん、ちょー怖かった』っつって、そしたら男は『あの主人公さーお菓子のスコーンに似てない?』って言うんですよね。そしたら女は『えー!?』っつって、そのスコーンの例えがよくわかんなくて、彼氏の話が伝わらなかったみたいなんですよね。そしたら彼氏が『俺が人に説明すんの下手って電車中の人に思われちゃうじゃんよ』って彼女に言って、そしたら二人でドアにくっつき周りを伺ってたんですよ。これは美しくない自意識ですよね。美しい自意識っていうのは、たとえば唐十郎の短編があって、その中で今でいうストリッパーが風呂に入ろうとしてる時に、そのストリッパーに恋する少年がいるんだけど、その少年は窓の外に座っているわけですよ。

少年『もしもし』
女『あら、誰かいるの?』
少年『いえ。僕は蛍の一種です。』

コレ!コレ!コレですよね!コレはやっぱり美しい自意識ですよね。そして少年は女に嫌われちゃうんだけど。」



…まったくその通りだ。米井は自意識をよくわかってる。こんなこと言うからには実践もしているんだろう

では、テキサスはどうか
タイヤの光るライトニン・キャリー・バッグを手に入れたテキサスは、そのキャリー・バッグはタイヤが光るから夜道ではまるで、まるで蛍の一種です。



                              (つづく)


080217 ザ・トランペッターズ 浅草「Rollin'Glory vol.13」 2008年02月24日(Sun)
イエァ!あの夜はウワッホウ!ザ・トランペッターズは浅草クラウッドでライブやってきたぜ
ハラショー!チキショー!
今回はオリジナル1曲にカバー2曲、どれもライブでやるの初めてだった。じゃあ今回もセットリストとともに一曲ずつ解説してくか!

1.「隣の山のキノコ」
2回のリハを経てうまれたハイ・インプロビゼーション・ナンバー。往年のトランペッターズ・ファンにはコレがいわゆるトランペッターズらしい、と評されるよーな楽曲。つまり、ずいぶん前になるが渋谷のなんかのクラブ・シーンでこーゆうザ・トランペッターズらしさの曲を発揮させてやってたら、そこにいたひとりのヒップホッパーに「俺、こーゆうのキライなんだよな」って言われて、しかも「こーゆうの」キライな人達だらけだったみたいで、みんなフロアに座りこんでしまったっつー歴然たる事実に於いて、「こーゆうの」的な部分が今回のこの曲の「こーゆうの」に当たっていてしかも際立っている曲ということだ。その後何年もテキサスとマティーニは「こーゆうの」やってきたしノーシーが加入してからも「こーゆうの」やってるしやってくぜ!こーゆうのとはまた違う、あーゆうのやそーゆうのもやりたいが、俺達は「こーゆうの」やるぜ!わかったかコンチクショウ!隣の山のキノコだこのヤロウ!!

2.「ボレロ」
モーリス・ラヴェル作曲のバレエ音楽のカバー。あの有名ヤツだよ。今回の初披露までにテキサス的には精神的に追い込まれ、また差し込まれたナンバー。常にボレロのことを考え、ボレロに追われていた日々だった。寝る前に目を閉じてイメトレじゃねえけど勝手にボレロが頭ん中でながれるじゃん。三拍子でタッタタタタッタってな。音がなんこもなんこも重なってくんじゃんボレロって。そしたら金縛りにかかるんだよね。ひどい時期じゃあ毎夜毎夜数時間単位でテキサス金縛り。ひどいもんだこんな経験はじめてだ。金縛り癖のある奴は寝る前にボレロのことを真剣に考えないほうがいいぜ。眠れなくなるぜ
今回のライブにむけてのスタジオでも大半の時間をこのボレロに捧げていた。当日、テキサスがAメロを奏ではじめた時、会場から笑いが起きたのは不本意だったし不可解だったが、全然悪い気はしなかったぜ

3.「デイドリーム・ビリーバー」
ザ・モンキーズのカバー。こちらも凄く有名な曲だ。ザ・タイマーズがカバーした時のタイマーズのボーカルのゼリーっつったっけ?が、つけた日本語詞で歌った。
コレと言って特になし。いい歌だよね



あの夜のライブ、見に来てくれた人達、とにかくどうもありがとう。

フルマラソンを走り終えてボレロを踊るという快挙を達成したララバイありがとうっつーか快挙おめでとう

シンバル壊しちゃったのに、優しくしてくれた浅草クラウッドありがとう。
こんどちゃんとアレしに行きます。

とにかく、あの夜、ライブを見てくれた人達、どうもありがとう

今度のザ・トランペッターズはヒサビサ小岩eM7でダットサントラックの企画にださしてもらいます
ダットサントラックやジェブキンズ、外丸兼次&スパイキーポップっつー素晴らしい人達とやりますんでよろしくです

3月21日
また来てね


威風堂々、俺達のことだ 2008年02月15日(Fri)
魅惑の深海トップ・センチュリー・トリオ・ザ・トランペッターズ、ライブやるぜ

あさって浅草クラウッドでやります

『ザ・トランペッターズ・ライブ!』

2/17(日) 浅草クラウド
【Rollin'Glory vol.13】
OPEN 18:00
START 18:30
前売 \2,000+1drinkオーダー(\500)
当日 \2,300+1drinkオーダー(\500)

【BAND】
1) THE COOPERS
2) HOOCHIE COOCHIE
3) ザ・トランぺッターズ
4) FAST JIMMIES(from 富山)
5) The Youngman Psycho Blues

【DJ】NISHIJOE(NIGHT ON THE PLANET)


そんで、今日はさっきまでスタジオだったんだが、なんか堂々と演奏できる気がしなかったから、なんか堂々と演奏できる気がしねえっつったらラッパのマティーニがアコーデオンのノーシー・デンゴールに「威風堂々」をリクエストしたんだ。サー・エドワード・ウィリアム・エルガー作曲のかのゆうめいな行進曲だぜ。

そしたらあの曲はスゲーのな。あの時あの曲チョイスしたマティーニもやっぱスゲーよな。すぐに演奏しちゃうノーシーだって最高だぜ。なんか、サビに入る前奏みたいなとこ、知らなかったからピンとこなくてテキサスもマティーニもキョトンとしてたが、例のサビんとこ入ったとたんスタジオ内は威風堂々にみちみちたよ。背中なんかピンピンのビンビンさ!
あさって浅草らへんで威風堂々としている三人がいたらそれが俺達、ザ・トランペッターズだぜ

よろしく


080208 ベッチン兄弟 渋谷クロール 2008年02月12日(Tue)
あの夜はベッチン・ブラザーズ・バェーンのライブだった

畢竟、泡沫のようだった


イベンターのメグミのコピバン大会だ。
コピー・バンドだらけのライブは自分らも含めて全体で、なんか無欲恬淡でいいなあ。
素直に好きな音楽を楽しめるからだぜ
過去何回かコピー・バンドでライブやったがどれも楽しかった
楽しいだけだ。CDを売る必要もないしお客さんにライブ告知するバンドもいないぜ。

楽しい時間はすぐ消えますよ。
楽しそうな日々はまったく、ベンジーのソーダ水の粒のようであり、そんなもんは誰からしてみても泡沫でもってベンジーが曰なくてもどの角度から見てもホッピーなことだぜ。一回やったらパッと消えるんだよ

でも単発だからって俺達はムロン手なんか抜かなかったぜ
むしろイッカーイ=コッキリーだからこそ逆に、いろんなもんを詰めて詰めていかなきゃなんねえよな。なんつってもお客さんはそのコッキリーに金払うんだかんな!
演奏、ステージング、心構え。
例えばテキサスがひとつ詰めた点を挙げれば、あの夜テキサスはステージの最後のほうにコーラスのマッド・ガールズ三人とボーカルのララバイをJBよろしく、順番にイワユルお姫様だっこに抱えてステージ袖に帰すパフォーマンスをしたんだが、それ思い付いてガールズにそれをやりたいってテキサスが言った時、ガールズに完拒否されてるかんな!でも、そのヘンに詰め所をピーンと感じたんで、詰めたよ。
じゃあ他にどうやってステージから掃けるんだ?!って言ってやったぜまるで独り言のように。
ホントはギターのシンチャンも運びたかったんだがシンチャンにも完拒否されてピーンときたとこによればガールズとララバイを担げればまあいいやと思った。

な?詰めてんだろ。
しかも、ベッチン兄弟最後の練習ではテキサス、黒いカーディガンを着てったんだがそれがどーゆうことかっつーと、カート・コバーンへのオマージュであって元来、テキサスはそーゆうエンターテイメントなんぞはどーでもいいと思ってたんだがいつのまにか、ロックのそーゆう部分も好きになってたんで、俺は俺の初期衝動を忘れないっつーか、俺は今でもグランジ・サイド(乞食側)っつーことでもってブルース・ブラザーズでスーツは来てても心はグランジの意気込みでカーディガン着ました。で、心はグランジのままステージで奴らを抱えたぜ。

な?詰めてんだろ

コッキリーのアクセントは
/ ̄\にしようぜ

尚且つ
バェーンはいい状態に仕上がったと思う。わるいが俺達は楽しんだぜ。あの夜、クロールにいっぱいいた人達も楽しそうだったし、なんだかタクサンの人達、とにかくどうもありがとう感謝します

その楽しい感じがステージから溢れてちゃんと間違いなくきちんと溢れ出てりゃあ、それでいいと思う。みなに、伝わればいいと思う。楽しい感じとか、菌とか。

菌が?その、俺達の楽しい感じが、えーと、アレが。俺達はアレだ、俺達のアレは風邪っぴきだ俺達は風邪だ。なんか、たくさんの人がひき始めか、ひいてるか、ひき終わりか、なにかしら体調を崩した。


ベッチンリーダーからして最高38.8度の発熱。ライブ前日スタジオまで安静にしてなんとか体調も戻していたが、消耗はしてただろう。

ララバイは、やはり前日スタジオには回復してたみたいだが、2kmしか走らなかったらしいぜ

全盛期で39度をマークしたマーク“マッド”シンチャンに至ってはちょっと小さくなってたぜ

クミコは前日スタジオでティシューを箱ごと持参さ
もちろん、帰りの手提げバッグの中にはティシューが箱ごと入ってたよ。ティシューがな

ノーシー・デンゴールもずっと風邪ひいててライブ終わった次の日は一日寝こんじまってたみたいだぜ。24時間。でもたまに、チョットだけ起きたみたいだ
チョ、チョットだけだぜ!

アキランブルは最後のスタジオの日の朝、白身魚のフライを食って胃がもたれたらしく、それを夜のスタジオまで引きずり更には体の節々の痛みに加えて発熱と下痢が併発した。この体の絶不調は胃がもたれたせいなんかじゃない。風邪ひいて内臓が弱ってたんだ。と、帰りの電車で独白。シートに埋もれ即寝。
でもライブ終わってもしばらく体調が快復せず、原因はどうやら胃もたれでも風邪でもなく、食中毒の疑いが濃厚らしいぜ。白身魚のフライの、食中毒だ。



ララバイは、それでも、2Km走ったらしい


ヤンキタもライブ終えてすぐ風邪引いたみたいだが、すぐに快復して亀戸天神に初詣に行ったらしい。さすがの正月気分埋没、旧正月にポイントを合わせて謹賀したみたいだぜ。


…そしてKYの、腰は、砕けた。


メンバー12人のうちの8人がライブの前後に体調を崩した

あの夜の俺達のハッピーが溢れ出たパフォーマンスの裏側には、それらのマイナスでダウナーである忌むべきエネルギーが隠れていて、やはりフロアに溢れ出ていたんだ。菌が、菌が、だぜ。

でもヤンキタが謹賀だったんで大丈夫だぜ。俺達も

そして会場にいた全ての人達も。

みなさんとにかくどうもありがとうございました