POEMS DE TEX.

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告知&告知 2009年11月20日(Fri)
今の仕事に就いて早いもんで丸5年が過ぎました。
月日というものはほんとに早いものですね。

私の仕事の業務内容としましては、住居ですとか商業ビルですとか、とにかくなんか、建物の内装工事の最終仕上げの、なんか、傷を修繕しています。

俗に補修屋さんといわれてまして、バンドマンとかでもやってる人が結構います。

フローリングに出来た打痕傷ですとか木枠の擦り傷ですとか、アルミサッシの傷ですとか、なんか、風呂場のパネルとか、なんか、要はいろいろやってます。


新築以外にも賃貸アパートのリフォームですとか、個人の家具とかもやってます。


毎日毎日、なにかしら傷を治す日々を送っているのですが、今日は某大手ハウスメーカー様ご依頼で新築一戸建ての、御施主様入居後のアフター・メンテナンスに伺いました。


事前に聞いていた作業内容では玄関扉に傷が2〜3ヶ所と聞いていたのにあすこんちのババア、次から次へと追加注文しやがる

ジジイも一緒になって後から後からアソコもココもって、親の敵みたいにキズを拾うのでイラつきました。

ハナシが違うじゃねえか!


でも、やたらこと細かに、ホントに極めて微細な、半分の胡麻みたなキズが気になって気になってしょうがないみたいだから、私はなんだか気の毒になってフォローを入れたのです。

それはキズというか、製品上やむを得ないようなモノばかりでしたから。

「いやあ、でもきちっとしたいい家ですね。大工さん、ちゃんとした仕事してますよコレ。ビッとしてますね。流石○○ホームだと思いますよ」

と、私の元請けのハウスメーカーと実際に施工した大工さんを褒めた。

嘘じゃなくて、ホントに綺麗な造りの家だったからそう言いました。
結構ちゃんとした家なのに、そんな小さなキズとか気にしなくてもいいんじゃねえの?
つーか、そこはたいしたポイントじゃないぜ的な意味合いでそう言いました。

そっから施主さんといろいろハナシをしてフォローみたいなことしてたら、おばさんがなんと泣いちゃいました。

…なんかね、凄く不安だったみたい。



そりゃ一生に一度のウン千万円って買い物だものね

その家にマツワルひとつひとつが気になりはじめたら、どーしたって気になるよなあ。



そこからまただいぶ話し込み、聞き役に回ったり意見を挟んだりしながら内容を纏めると、どうも施工が始まった時からハウスメーカーともいろいろともめたみたいで、不信感がかなり溜まっちゃってたらしく、そのあたりの怒りと不安とガッカリ感の感情がピークに達したところで家が完成し引き渡しになり、もうキズのひとつひとつが気になってしょうがないみたいになっちゃったらしい。

そして私が、お宅を何気なく褒めたその一言が、なんかこうブワッと感情を呼び起こし、感情は涙となって表れたみたい。

なんか、凄いありがとうありがとうと言われましたよ。

安心したってさ。


作業を終えたところで

「お兄さんこれ持ってって!」

と、パンとコーヒーと海苔を貰いました。

「お兄さん、世帯持ってるの?」

「ハア、家族います」

「それじゃあ海苔もあげる!海苔は重宝するよ!海苔!」

と、海苔ももらいました。


おばさんの顔は、朝私が訪れた時よりも少しは晴れやかになっていたかもしれません。

なんだか私もちょっとジーンとなり目頭が熱くなってしまいました。

やっぱこーゆう、人と人がちゃんとやり取り出来たと感じられるような仕事をさせて貰った時ってのは、気持ちがいいものですね。



そしてそう。

私は今日、家の補修だけでなく、人の心も補修してしまったようです!

そう!
冷たい固形の物質だけでなく、熱い血の通う人間の心もリペアしてしまったのです!


さあ!そんな家の補修だけでなく心も補修出来るプロの技術者が集う会社

私共は有限会社ケーマックと申します!

内装、家具、木部全般!
アルミ、石材、陶器などの各所補修の御用命は是非、当社ケーマックをご利用下さい!

あと大好評を頂いているフロアマニキュア施工、そして湿気や嫌な臭いなどから大切な家を守る新素材、今話題の「エコカラット」も取り扱っていますし、汚れたソファーやカーペットのシミ抜きまでできちゃう当社は有限会社ケーマック!

なにより人の心の補修も50%増し!(当社比)


補修に関すること、わからないことなどございましたらまずは当社へご相談下さい!


ライブ告知!!

11/23(月祝)
新宿クラブドクター
“YOUNG,LOUD & SNOTTY”

1.STONE STYLE
2.THE TENGLERS
3.桃鏡
4.ザ・トランペッターズ
5.セロニアス

open18:00/start18:30
前売り\1,800/当日\2,000(Drink代別\500)


我々トランペッターズは20時半からの予定!


貴方の心のキズ、補修します!!


そして我々の全ての勤労に感謝しますどうもありがとうさようなら良いお年を!


解決に向けて -1 2009年11月17日(Tue)
「共業の解決(ぐうごうのかいけつ)」という言葉が仏教の言葉にあるそうで、内容としてはテキサス察するに個人の「業」というものがあって、その個人の業が無数に集積されたのが「共業」、すなわち社会の業とでもいうべきもので、それを解決しましょうってものかとテキサスは捉えていますが、考え方としては共業の解決なくして個人の幸せはナイというところだと思います。

日蓮主義者であり、ムッツリスケベで有名なかの宮澤賢治も
「世界の幸せなくして、わたしの幸せは無い。」
と言ってたり言ってなかったりしてたことを記憶しています。

このことはなにも難しいことではなくごく当たり前ことで、仏教だけでなく社会主義やインディオの社会とか、様々な思想にこのような考え方は浸透していて、遥か以前の太古の人間達にも同じような考えは当たり前に在ったことでしょう。


具体的に「共業の解決」とは何かを例えれば、仮にあなたが会社でなにかイヤな目にあったとします。

なにか知らないが朝から不機嫌だった上司に、理不尽に怒られました。

不機嫌だった理由は、その上司が車での通勤途中に、タクシーとあわや接触事故を起こしそうになったみたいで、それで上司はイライラしちゃったみたいです。

原因はタクシー側の一方的な危険な運転。

それがキッカケで上司のヘソは曲がってしまったらしく、あなたはとんだとばっちりを受けてしまいました。



今、原因はタクシー側の一方的な危険な運転とハナシましたが、しかし、そのタクシーが危険な運転をした原因はなんなのでしょうか?


タクシーが際どい運転を朝からしていたのは、そのタクシー会社の傾いた業績不振が理由にありました。

月ごとに右肩下がりのタクシー会社の売上。
その日の朝、タクシーの運転手が出社するなり、彼は上司からエライ剣幕のハッパをかけられ、長い訓示を受け、それが原因で運転手はイライラして運転が荒くなってしまったのでした。

ナルホドそういう原因があったのですね。


ではタクシー会社が業績不振になった理由はなんなのでしょうか?



…その理由ともなると無限とも思える原因が存在するように感じられ、いちいち原因を特定することなど到底不可能に思えます。


また、あなたのことを理不尽に叱った上司ですが、彼は朝、運転時に起きた些細な出来事をいつまでも根に持ち、出来事と無関係なあなたに八つ当たりをしてしまうのにも膨大な理由や原因があります。

育てられた環境でイラつきを抑えられない人格になってしまったのか。
それともプライベートで他にも問題を抱えていて、この時期特にイライラしていただけなのか。
そうだとしたら、その原因はなんなのか。


あなたが朝、理不尽に怒られるという出来事を回避するためには、このように信じがたい程膨大な原因をひとつひとつ摘んでいかなくてはいけません。


この全体を指して
「共業の解決」
と言います。


そう考えると、そんな人類全体が幸せに到る解決方法なんか不可能だと思われるかもしれませんが、結論から申しますとテキサスは「可能である。」ということを、「信じて」います。


なぜならば、共業とはネガティブな連鎖だけでなくポジティブな繋がりも当然生み出す性質のモノでありますから、知恵のある人間はこの性質を理解し、今現在も世の中を良くしようと皆が努力しているからであります。

オセロを全部白に出来るような力を人間は持っていると、信じています。


そんで久しぶりに言うような気がしますけど、テキサスの道は太陽ロードでモンブランの上に乗っかってる栗のようにテッカテカですからテキサスは最高だし、それならつまり世の中も最高でなければ成り立ちませんので世の中も最高です。


ちょっとハナシが逸れてしまいました。

今回はもうちょっと「共業の解決」ということについて考えていきたいと思っています。

共業が解決されれば皆が幸せになるのは理解できますが、だけど改めていったい共業の解決とは、なんなのか?
共業と一口に言っても、世界の経済から人ひとりの思考やイデオロギーまであらゆる現象を包括しているような気がしてテキサスはまるでわけがわかりません

あるいは、「因果応報」
あるいは、風が吹いたら桶屋が儲かる的な運命感。


本当に雲を掴むようなハナシですね。

どこをどうしたら共業は解決されるのか、チンプンカンプンです。

ですからとりあえず
今回は議題というか、モチーフを用意することにしました。

次回のポエムス・ド・テックスはそのテーマに沿ってハナシを進めていきたいと思います。

テーマとは

 「ベッチンのイヤフォンが壊れたのは何故か。解決の道筋はあるのか。」


これでいきたいと思いますからよろしくお願いします。



(つづく)


僭越ではありますが、送り出したという気持ちが多少なりとも在ったといえば在りましたね。わたしには。 2009年11月15日(Sun)
昨日はレイコとカズクンが結婚式と披露宴をめでたいことに挙行してテキサスは2次会から参加させてもらったぜ

テキサスはカズクンよりもレイコとのほうが付き合いが長いもんで、地元仲間的な感覚だったのがいつのまにかカズクン某とやらと一緒になり中野クンダリに引越しするとかって言いやがって、中野クンダリとは小岩から見てね。小岩から見たら中野なんてクンダリだぜ。そのクンダリに行くって聞いた時は「遠くになるね」とテキサスがレイコに言ったところ、「中野なんか近いじゃん!」と言われ、いや、同じ江戸川区内だったのに中野じゃどう考えても遠くなってるじゃん。皇居挟んじゃってるじゃん。と、確信していましたわたしは。


カズクンとはちょろちょろとライブハウスで会ったり人の家で会ったりと顔を合わせる機会も重ねてたけど、昨日初めてカズクンのライブを見ましたけど、堂々としたギター・ボーカルで、そんで挨拶とか聞いてみりゃとにかく信頼が置ける男性だと感じましたねわたしに言わせればですね



素直な気持ちを素直に出さないが、それ素直なアクションになっちゃってるぜ、つーか以外と素直な感じですか?

と、レイコを見ていて思いました



花嫁を見るのは楽しい


花嫁満開顔だから



ふたりとも、とにかくおめでとう!

お幸せー!


思い込み -6 2009年11月10日(Tue)
100倍いいっつったってそれはモノの例えであり、テキサスの賛嘆の気持ちを表したいが為に大袈裟なもんが口から出たのであります。

実際にプラシーボ・イヤフォンが100倍良くなったらたとえ川井選定のヘッドフォンだろうが、プラシーボ・イヤフォンの音のほうがいいに決まっています。

値段だって100倍になりますから1,480,000円ですからこれは凄いことです。



しかしそれくらい、良かったな。
ベッチンは儲けたな!
1,480,000円くらい儲けたな!

と、テキサスはこう申し述べたかったワケですね。


しかしながら事実は、そのヘッドフォンはフツーに素晴らしい音がした。
川井さんが厳選したヘッドフォンと同じだけある。
そりゃベッチンだって得意顔(に見えた)になるね

ベッチンの彼女であるところのノリピーはこんないいヘッドフォンをあげちゃうなんて優しいな。羨ましいな。



その日は遅くまでライブハウスで飲んで楽しい時間を過ごした。

そしてもうひとつ、テキサスこの日に嬉しいことがありました!

それは前述の川井さんとベッチンとトランペッターズ・オン・ザ・ピアノのノーシー・デンゴールからテキサスの子供へのプレゼントということで、CD-Rを頂きました!
中身は三人の手によるオリジナル録音の「ハッピー・バースデー・ミュージック」で、ベッチンがギター、ノーシー・デンゴールがピアノ、川井さんがドラムとボーカルでスタジオに入り録音してくれたのだそうです!
曲のもとネタは、以前テキサスが鼻歌で

「おハナ坊〜、頬っぺた凄すぎ〜」

と歌ってたモノを骨子に、三人が拾いあげてコード付けたり展開したりしてくれたモノでした

「おハナ坊」とは娘を指していまして、ハナ=英といいます。

3人が英のことを歌い録音してくれたのは想像するだけで凄い嬉しかったですね。
想像するだけでっつーか、実際そこにCD-Rがあるワケで、実際に録音してくれたのですが音源そのモノは勿論のこと嬉しいですがこーゆうのはやはり気持ちですよね。
わざわざやってくれたのがなんとも。
それに音を聞いても三人が楽しんでやってくれたんだなってのがわかる。
楽しそうで良かった。


その録音が行われた日、それはベッチンが1,480,000円級のヘッドフォンを携えてライブハウスに登場した日の前日だったと思いますが、どーゆう風ないきさつで三人が集まったかとかは知らないけど、そーやって英の誕生日をサカナに音楽やって楽しんでくれたというだけでイロイロと感慨深いものがありますね。
実際に楽しかったのか川井さんはスタジオの後、家に戻らず仕事着のまま、仕事道具を携えたままベッチンの家に行って呑んだみたいです。

それである程度、酒も進んだのでしょう。
面倒になった川井さんは仕事道具一式をベッチンの家に置いたまま帰宅したみたいです。

川井さんの荷物は大きな荷物ですからね!
面倒になったのでしょう。

酔いに任せて、秋の夜空の下、手ぶらで歩くのは気持ちのいいものですからね。



川井さんが帰りベッチンも程なく就寝したことでしょう。

朝起きたベッチンは見ず知らずのヘッドフォンを発見したことでしょう。

それは天からの贈り物のように感じたことでしょう。

天の化身とは則ち、これノリピー。


「お英坊、頬っぺた凄すぎ」
の録音日から遡ること幾日。
飲み屋で壊れたプラシーボ・イヤフォン。
そのベッチンの傷心の様を見たノリピーの無言の優しさ。
ノリピーの家にあった使ってないヘッドフォンをそっとベッチンの枕元に、何も言わずに置くという出来た彼女。


と、いうベッチンのプラシーボ。
芽生えたてホヤホヤのプラシーボ。


ベッチンは嬉しかったことでしょう。
そしてベッチンは川井さんが自分の荷物と一緒に置いていった川井さんのヘッドフォンを、ノリピーが自分にくれたモノというセルフ・プラシーボ・マインド・コントロールにかけ、そう思い込み、晴れやかにそのヘッドフォンを自分のモノとしたのでした。



…さあ!

そんなベッチンがギターを弾くザ・トランペッターズのライブが今月の23日にドクターであります!

どうぞ皆さん来て下さい!

そして皆さん!
使ってない埃の被った無用のイヤフォン又はヘッドフォンがあったらそれ持ってドクターに集合!


もしよかったらベッチンにあげてね!


思い込み -5 2009年11月09日(Mon)
「これスゲーいいじゃん!」
「やっぱヘッドフォンだぜ!」
「ヘッドフォン最高!」
「へー、これノリピーに貰ったの?」
「ウホー!ロリスト最高!」
「いやーベッチンはイヤフォンとかヘッドフォンの出会いに恵まれてんなあ!」


テキサス達はその日ライブ・ハウスに居たんだ。


そのライブ・ハウスはライブ・スペースとバー・ラウンジのお互いのスペースが、防音の鉄扉によってキッチリと隔絶されてるライブ・ハウスなんだ
その日、2番目に出演してたバンドはテキサスのお目当てのバンドじゃなかったがとりあえずフロアで見てたぜ。
お目当てのバンドじゃなくて知ってるバンドでもないけど、面白いバンドだったらどうしよう
面白いバンドなのに見ないでいたら損しちまう
俺だけ損しちまう
俺だけ損しちまうのはごめんだぜ!
って感じで知らないバンドを見てた


そのバンドのステージが終わってライブ・スペースから扉を開けて出てきたテキサスはヘッド・フォンを装着してたが、それはその2バンド目のバンドへの非難の為の示威行為じゃないぜ

あの時テキサスは、ただ純粋にベッチンのヘッドフォンを試聴していただけだ
あの時、バンドが生演奏を終えたタイミングでヘッドフォンを装着しながらバー・スペースに出てきたテキサスは、「純粋試聴者」であり「完全聴人」であった。「平成完全聴人」であった。



ヘッドフォンからはザ・ローリング・ストーンズが流れていた
そして冒頭のようにヘッドフォン賛嘆をベッチンに連呼した


「サイコーだぜ!」
「やっぱヘッドフォンだね」
「ウホー!ロリスト(ザ・ローリング・ストーンズ)最高!」
「これノリピーに貰ったの?スゲーいいじゃん!」

テキサスは興奮にまかせ賛嘆した

すると傍らにいた川井さんが
「あ、このヘッドフォン俺のに似てる!俺のに似てる!」
って言ってきた。

ああその川井さんのヘッドフォンならテキサスも試聴したことがあるぜ

アレはそう、ベッチンのかつての愛蔵品、ビクター・プラシーボ・イヤフォンを手にした時だ。
あの時はまだプラシーボ・イヤフォンの定価とか知らなくて、テキサスとベッチンと川井さんの家でプラシーボ・イヤフォンを試聴して、このイヤフォンはショボイと3人で断じ、その流れでアイポッドの純正イヤフォンを聞き比べしたりして、そんで川井さんちにあったヘッドフォンも聞いてみようってなって聞いてみたんだ。
川井さんちのヘッドフォンは段違いで良かった。

1万円するヤツで、川井さんがレコーディング用にとイロイロと下調べして買ったヤツって言ってたから、ナルホドそれじゃあいい音のハズだとテキサスも納得だ


川井さんはその自分のヘッドフォンと似てるって言ってる

「俺のに似てんなあ、なんか型が違うかな?」

とか言ってる

テキサスはナルホド、あの川井さんのサイコーヘッドフォンと型違いか。じゃあいい音するワケだよと心から納得した


テキサス確信した。
川井さんが下調べして買ったヤツに間違いはないという新たなプラシーボを獲得した。

なんの因果か、あのビクターのプラシーボ・イヤフォンの幻惑から解き放たれた気がしたぜ
例えるならビートルズのアルバム、レット・イット・ビー・ネイキッドを聞いたリンゴ(だかジョージだかポール)が「靄が晴れたようだ」と言ったとか言わなかったかというように。


テキサスは確信している。
川井さんがこだわったヘッドフォンに間違いはない。
もう、あのプラシーボ・イヤフォンの幻想や値段的神話の時代は去った。


惜別では、無い。
決別の時だ。


スゲー良かったじゃねえかベッチン!!
だからテキサスはベッチンに言ってやったんだよ

「このヘッドフォン、あのイヤフォンの100倍はいいぜ」

って。


(つづく)